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再び語ろう「国際競争力」という幻想を

1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/05/01(日) 15:19:10
古い話題だが、一部の経済学者の啓蒙は、どうもあまり効果が無かったようだ。
定義も不明なこの言葉が状況によって意味を変えて使われ続け、政策決定の
基幹にさえなってしまう現状には薄ら寒ささえ覚える。

ある時は賃金引下げの名目に
ある時は産業の整理の大義名分に、
あるいは利権の誘導への名目に・・・

このスレで「国際競争力」の弊害について語り合おう。



2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/05/01(日) 15:23:54
国際競争力の議論に良く出てくる「比較優位」という概念の理解については、
わかりやすいQAを見つけたので、貼り付けておく


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299: ど素人  2003/04/02(Wed) 13:05
ところで、比較優位再論なんですが、もし現在の比較優位産業が衰退し次の
比較優位産業が創出されなかった場合日本は構造的な貿易赤字になり外貨不足で
壊滅的状態になるという考え方がありますが、これについてはどう思われますか?
この考えのどこが問題でしょうか。

3 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/05/01(日) 15:25:17
300: ドラエモン  2003/04/02(Wed) 13:36
だから、「比較」なので、「優位」が転び「劣位」になるということは、
なにかが「優位」になるということを定義によって意味してる。
クラスの1番が病気で成績が落ちると、2番が1番に繰り上がりというわけ。

ただし、上の例でもわかるように、クラスの平均点は落ちる。
経済なら、従来の優位産業が駄目になった場合、二番手が繰り上がるとしても
国民経済の平均生産性は低下して、生活水準は低下する。

それと、比較優位・劣位と貿易黒字・赤字は無関係。
貿易(経常)黒字・赤字は貯蓄投資行動で決まるから。
敢えていえば、上の例で生活水準(実質所得)が低下しても消費を落とせないなら、
過小貯蓄に転落し、それが経常収支赤字を生むという「強弁」は可能だが、あくまで強弁w。

4 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/05/01(日) 15:26:24
302: 虫  2003/04/02(Wed) 19:16
「各財の輸入と輸出を通して、生産性は向上する」のは、鎖国して輸出入を全く行わない
場合と比べての話であって、どのくらい向上するかは一概には言えません。
貿易財の生産性格差が国家間で大きければ大きいほど向上するだろうとは言えますが。

例えば、アメリカの自動車産業が画期的な生産性向上を成し遂げて、日本車は全く売れ
なくなったとしましょう。

日本の自動車産業は倒産したり大量に人員整理したりします。
余った労働力は賃金低下圧力として働きます。
また、今まで自動車会社が社員の給料などの円建ての支払いをするためにドル→円の
交換をしていたのがストップする訳ですから、円安ドル高になります。
この二つの効果により、今まで国内生産すると人件費等が高くついて価格面で国際競争力
がなかった二番手の産業が、輸出すると儲かる比較優位産業に転化します。

ただし、この産業は自動車産業ほど生産性は高くないですから、輸出額は以前の自動車の
輸出額には達しません。ドルの供給は減ることになり、円安は完全には解消されません。

円安で輸入品の値段は上がりますし、賃金水準は下がりますから、我々は生活水準の低下を
甘受しなければならないことになります。

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